皆さん聴かなくなった奴は保管or売却?それとも譲ったりする?
俺のは箱の中にしまって遂に聴かなくなったわ
譲る派っす。
「これ好き」って人に譲るのが一番皆幸せかな、と。
TO600が届いてて、1週間ほど聴いてました。
今回は箱入り。MusicMaker初?
でも同梱内容は変わらず
購入は今回もHCKからだったんですが、フォロ割でめっちゃ値引いてもらいました。78ドル。
いつもみたいにちょこちょこっと感想なんかを。
TO400Sに続き、とっても好みのサウンドだったので(今回も)あんまり冷静に書けてないかも。
読むときは適度に距離をとっていただけたら幸いです。
基本的にドーナツパッド装着状態のうえ、
スマホ:V20
DAP:YinLivmei
USB-DAC:BreezeAudioのSE2
コンポ:EX-NW1
で聴いてみて、共通点を抜き出してみた感想です。
○インプレ
・音の終わりの描き方はやっぱり精緻。ここらへんはTO400譲り。
・TO400の時大好きだった臨場感はさらにアップ。
・重低音~メロディーライン重視でしっかりと腰を据えたかのような音作り。
基本的にまったりゆったりしてるかと思いきや、じわりじわりと音色の良さで煽ってくる感じがたまらんね。
初聴きの時「ん、地味? ⇒ や、めっちゃ音良くね?」と思ったのをいまだに覚えてます。
メロディーラインを5とした場合の音量ですが、
メロディーライン(中低~高音域):5
低音:4.8
超高域:4.4
くらいの感じでしょうか?
・超高音(シンバルとか金物系打楽器)
MusicMakerらしくなく(?)音量自体はかなり控えめな印象。
全然刺さりませんがでも質はすごく良い。
クラッシュシンバルとか聴くと前に出てはこないけれど、鳴らし終わりまでしっかり追えます。
・メロディーライン(ボーカル、ギター、サックス、トランペットetc)
TO400Sの時に絶賛しましたが、それと比較してもなお良いです。
今回音のアタック感はさほどでもありませんが、音の質感に一段と磨きをかけてきた印象。
コーラスとか聴くと一発で分かるんですけど、歌っている人の聴き分けがマジで楽チン。
(Queenとかだけでなく、ソウル系のバックコーラスみたいな、声質を際立たせず混ざりあうように、ってコーラスでも余裕で聴き分けられます)
音色はかなり細部まで再現してくれているので、好きな歌手の声をキチンと聴きたい、とか
(同じ音に聴こえがちな)管楽器の音を奏者ごとに聴き比べたい、みたいな使い方にも適しているかと。
凄く余裕のある鳴り方をします。
TO600はこの帯域の音の描き方もしっかりしてて、
ファンクのエレキベースなら「ズンッ、ズンッ、バチィィッ..ン(スラップ)」と
コントラバスだったら温かみのある音で「ボゥンッ…、ボゥンッ…、ボ—ゥゥンッ…、」と、
ジャンルや奏者ごとニュアンスが表現されているのが伝わってきます。
特にコントラバス(やピアノ)は重低音からしっかり鳴っているのが分かります。
最低音を聴いても差音で認識しちゃってる感 0 です。
バスドラもしっかり残響まで追えるかと。
音量的にはYincrow-X6やT-MusicのBaseTuned、V2の方が多いと思いますが、
質は(十分に良いと感じられる)それらと比べても、遥かに良いです。
帯域毎の感想ですと上記のような感じなのですが、一番凄いなぁって思ったのが、
中低音強めの帯域バランスで音色も良いのに、各帯域がいずれもしっかり聴けるというところでした。
いわゆる帯域被り感がほぼ無いです。
こういう音作りですと、お高いオープン型ヘッドホンくらいでしか味わったことがなかったので結構感動しちゃったり。
アタック(出だし):
結構丸っこいとまでは言いませんが、アタック感はあまり主張してきません。
結構賛否が分かれそうな部分で、刺激が足りないと見るか、押し付けがましくなく良いと見るかは人次第かと。
大まかにはYincrowX6より結構強め、T-MusicのV2より若干強め、Qian69やTomahawkと比べると控えめってところでしょうか。
リリース(終わり):
『モニターヘッドホンと比べて、尚短い。
筺体の残響が生む甘さが殆ど無い。
その上で微弱音の再生にとっても優れているので、モニターヘッドホンよりはるかに音楽的に聴こえるように思います。
ここに惚れた。
イヤーパッドで微弱音ごと残響をKillするような無粋なマネをしてないのが非常に良いと思うのです。』
…とTO400S書いた時に書きましたが、ほぼほぼそれ準拠です。
筺体の残響が少ないと、
弦やシンバルの振動が止まる時の音色や音程が変化するところも聴けるので、集中して聴けば聴いただけ収穫した感ありますよね?
コア(中間部):
さらに磨きがかかりました。TO600の本領かと。
MusicMaker製品はSW3含めてそこそこ持ってるんですが、一番良いんじゃないかな。
・細かなところまで描き、音色の変化にも敏感。
・生々しくコントラスト鮮やか。テクスチャーがリアル。
…うーん。陳腐な表現しか出来なくて申し訳ないです。
音形に関して一言でまとめると、
アタック感は控えめながら音像をしっかり描いてくれるタイプ。
個々の音に押しつけがましさは全然無くって、ビュッフェ形式みたいに好きなフレーズを好きな時につまめる気軽さに溢れています。
…のくせして、つまんだものは美味しいっていう質の高さ。
良いです。とっても。
上述したとおりコーラスの聴き分けもめっちゃラク。
細かい音色の違いをしっかりと描くことで聴き分けを促してくれるタイプなので、
パートや音の数が多ければ多いほどカラフルで楽しく感じるんじゃないかなぁ。
ビッグバンドもオケもプログレッシブロックもまとめて楽しませてくれるように思います。
○時間軸的な分離
これも良い。
アタック感はそれほど出てくる感じがしませんが、リリースは依然優秀。
発音される瞬間は如実に判ります。
○音場/定位
定位バッチリ。立体感バッチリ。
個人的にはとっても広いように感じますけど、
結構個々の楽器や声の主張は強めなイヤホンでもあるので、人次第なのかなぁ。
臨場感がものすごく良いですが押し付けがましくないってのは結構新鮮。
○装着感
TO600のパッド無し状態での外径は17mm弱。
Tomahawkに凄い似たディメンションです。、
QianYun69やMX-500よりほんの少し(おそらく0.2mm程?)小さいです。
筺体の厚さは、QianYun69やMX-500より明らかに厚めです。
Tomahawkよりほんのわずかに厚いくらい。
厚み的には上記の2機種のパッドを付けた状態 = TO600パッド無しの状態
って考えていただいて大体合ってるんじゃないかな。
・エッジを求める方には別のイヤホンがあります。
上述のとおり帯域バランス的に超高域はあまり出ません。
スパニッシュな音楽の「バチッ」とカスタネットやギターのアタックが決まるところが譲れない人や、
エクストリームメタルは攻撃性、獰猛さありきやろ、と考える人は、ドンシャリ寄りの別のイヤホンを考えた方が良いかも。
(EBX、TO400S、EB2、Graphene760、Qian69なんかはそれぞれの価格帯でいずれも優秀ですよね!)
・音量
音がとりづらいということではなくて、
小音量ですと、魅力がいきなり減退します。
「寝る前に小さな音で楽しもう」的な使い方には合わないと思います。
○他のイヤホンとかと比べて
・帯域バランス
イントラコンカだとDQSM-Z&Wが結構似てるかな?
カナルだとBQEYZのKC2の超高域を若干控えめにしたら似てるかも。あとはMusicMakerのNinetail。これをブラッシュアップした感じ。
ヘッドホンだとJVCスタジオヘッドホンHA-MX100Zあたりの低音を若干強めた感じです。
・低音スキーさんにもオススメ
Yincrow-X6やT-Music製品が好きな人にもひょっとしたら合うかも。
前述のとおり、ベースは上記のイヤホンほど前に出てきませんが質はバツグンです。
ヴェールを5、6枚剥がした位の差を感じます。
但し、「低音が音場を支配しとる」感は無いので、そこが好きな人は好みに合わないかもですね。
やっぱMusicMakerは開発力高いのかも。
期待して買ってみて良かったです。
でも、キャラクターをここまで変えて出してこれるってことは、そろそろキンシャリなイントラコンカの出番なのか?
次回もサイフ事情が許すなら買ってみます。
以上、お目汚し失礼しました。
助かります。TMusic V5/V5S(SM400S)、TO400sと試して
その控えめ(自然)な高音を評価してたので参考になります
ありがとうございます。恐縮です。
初インナーイヤーでリケーブルできるやつ探してるんだけど
基本的にはどっちもお値段に比して十分に良いものかと。気分で使い分けてますし。
単純に音の好みで決めちゃえばいいんじゃないですかね。
EBX:
フラットないし中高音寄り、派手、繊細で華やか。超高域もかなり出る。
シャリ好きの人が聴いても結構評価高そう。
TO600:
中低音寄り、ゆったりまったり彩り豊か。
音の質感に拘る貴方に。
みたいな感じでしょうか?
どこを重視するか教えてもらえたら、もう少しマシなこと書けるかも?
…あと、一応前前スレのレス番242あたりからEBXの感想も書いてたので、
「同じ奴がこんな風に感じたのね」程度の参考にはなるかと思います。
早い返信ありがたい。
その感じだとEBXのほうが好みっぽいな。
高音だからLiesbesliedは気になるんだけどリケできないので……。
カナルでいうとE5000やEX1000、100Pro、LZ-A4はすごく好きなんだけど、カナルの圧迫感から開放されたくて。
>>E5000やEX1000、100Pro、LZ-A4はすごく好きなんだけど~
申し訳ない、いずれも試聴しかしたこと無いです。
音の広がりや伸びやかさが感じられるイヤホンが好きって理解であってますでしょうか?
だったら、EBXは(ちょっと高域強めかもですが)いい選択だと思います。
だいたいそんなイメージであってる。
だいぶ助かる。
良かった。ならEBXでOKかと。
過去スレにはちゃんとネガティブなフィードバックもあったはずですので、
そちらも見れば、購入するorしないの参考にめっちゃなるんじゃないかと思います。
高価格帯も可であれば
音傾向が未知数で読めないけれどオーテクからCM2000Ti(A2DCコネクタ)が来週発売なのと
Rose Mojito(2pinコネクタ、自分は未所持)という聴き疲れするぐらい高音が出る機種に近々Pro版が出ると言われてるので
この辺気に留めてもいいかもです。どちらも5万円
ありがとうございます。恐縮です。
こっちこそそう言ってくださってありがとううう
EBXは持ってて満足してるんだけど、EBXとの使い分けのためにウォーム系買うとしたらTO400とTO600どっちがおすすめ?
その2つならTO600かと。
というのも、自分の中でTO400Sってあんまりウォーム系ってイメージ無いんですよね。
ソリッドかつ立体的な出音を楽しめる、モニターに片足突っ込んだリスニングホンみたいな。
引用元: ・http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/av/1532179753/
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