このたび、管理人がSIMGOTJAPAN様からEN700PROの試聴機をご提供いただきましたので、レビューをしていこうと思います。まとめ記事ではないですがご了承ください(´・ω・`)
SIMGOT公式HP:http://www.simgot.com/jp#slide
EN700PROは中国のイヤホンメーカー「SIMGOT」の最新モデルで、国内価格は17,800円となる見込みです。
前作のEN700BASSをリケーブル可能にして、中高域重視に再チューニングを施した製品らしく、この値段では考えられないほど高品質のケーブルを採用しているとか。
なので、ドライバーは継続して10mmダイナミックドライバーを採用している模様。
再生周波数帯域は15Hz~40kHzで、批判されがちなハイレゾにもしっかり対応しています。
ケーブルは2pin仕様となっています。2pin仕様はmmcxと比べて少数派ですが、話題のKZ ZS6も2pinなので、もし所持していれば付け替えて遊んでみることも可能。
外観
箱
入っているケースも高級感があります。力の入れ具合が2万円弱とは思えません。
このイカした朱雀のマークはSIMGOTのシンボルみたいです。
筐体
試聴用として送られてきたのは左が青、右が赤のモデル。写真映えするいい色合いですね。これは話題のインスタバエを気にする人にも嬉しいポイント。
実際に持ってみても安っぽさなどは全くなく、金属の質感がとても上品です。
左右が一目でわかるのが利点ですが、なかなか派手ですので地味目のほうが好きな方はトップ画像にもある黒やシルバーの方が良さそう。
現在他の色についてまだ検討中ですが、最初は赤青二色で行きたいと思っております。でも本当にいい提案ですね(笑)
— SIMGOT JAPAN (@SIMGOT_JAPAN) 2017年8月30日
ただ、Twitterでこんなやり取りもあったので国内で黒とシルバーが出るのは少し先になるかも・・?
実際に聴いてみる
イヤーピース
音質を語る前に、この機種、付属イヤーピースだとよくフィットするものがなかった。。
そこで、コンプライモドキのクリスタルチップスというものを使用してみる
クリスタルチップスにしてみると、装着感がかなりUPしました。
きちんと装着することは何気にかなり重要なポイントですので、もしフィット感が気になったらクリスタルチップスorコンプライを試してみることをおすすめします。
とにかくこれで聴く準備はOK。
音質
とくにエージングなどをしていない状態から、かなりクオリティの高い音を鳴らしてくれました。
管理人は高音重視のヴォーカル厨でありますが、D型とは思えないほど繊細なヴォーカルと高音域。
最初はスペックを知らないまま聴いていたこともあり、低音から高音まで綺麗に無理なく出ているので、ハイブリッド型だと思っていました(´・ω・`)
傾向としては若干のドンシャリかなと。弾力のある低音がちょうどいいくらいあり、シンバルの音などが少し目立つ感じ。
高音域重視にチューニングしたとうたっている通り、どちらかといえば女性ボーカルに向いてるかと感じます。
音場も広いほうで、特に女性バラード曲などとの相性はバッチリ。ついつい時間を忘れて聴きこんでしまいます(^^♪
女性ボーカルにはBA至上主義の管理人でしたが、この音を聴いてからは、D型でも機種によってはBAにも負けない音を出すと知り、ますます購入時に悩みそうです。。
総評
この音質がこの値段で買えることにとても驚きました(*^▽^*)
総評として某価格サイトを参考にして採点すると、
デザイン | |
---|---|
高音 | |
中音 | |
低音 | |
フィット感 | |
遮音性 | |
携帯性 | |
満足度 |
こんな感じになりました。
D型にしては低音の量感自体はそこまで多くないので星4つ。しかし質としてはかなり高いので量感を求める人でなければ十分なレベル。
個人的には課題はフィット感かなと。クリスタルチップスにしてからは問題ないですが、付属ではフィットするものが無かったので。。。ただこれは人によりますね。
あと、これもイヤーピースなどにもよりますが遮音性はShureや3段キノコ付属のものには劣る印象。
携帯性に関しては、ちょうどいい硬さで曲げやすいケーブルが付属しているので高評価です。ただ、ストレートよりもL字のほうが便利な場面はありそうなので満点から少し減点しました。
とはいえ、総合的にとってもコスパのいいイヤホンで満足度は満点です!
気になった方がいましたらぜひ試聴してみてください~。
このEN700 PROは9月16日から先行予約、9月23日に発売開始とのことです!!
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