QCY T3
Bang good様からの提供で、試聴機をいただきましたので、音質や使い勝手についてレビューしていきたいと思います。
少しAirPodsライクな見た目をしていますが、価格が5000円程度なのでAirPodsよりは手を出しやすいです。注意したいところとして、この機種にはステレオ接続とモノ接続があります。最初に接続したときに勝手にモノ接続になってしまっていて、ステレオ接続にするためにかなり苦戦しました。
Banggoodに関するセール情報などはこの記事より↓
製品概要
1基のダイナミックドライバーを搭載した一般的なTWSの構成です。細かい仕様などは以下の表に記載しています。
搭載SoC | de áudio QCC3026 |
---|---|
ドライバー | D型*1 |
充電ポート | micro USB |
BT対応コーデック | SBC, AAC |
容量(ケース/本体) | 600mAh/60mAh |
連続再生時間 | 5-6h |
重量(ケース/本体) | 36g/10.5g |
再生周波数 | 20Hz – 20kHz |
開封
入っているパッケージはこんな感じです。発送で少し負荷がかかったのか端の方がすこし傷ついていましたが、まあ仕方ないかな(´・ω・`)
イヤホン本体とケースはこんな感じです。質感も安っぽい感じは特にしなくて好印象ですね。重量も重すぎずちょうどいいかと思います。
充電ケースにしまったときの画像。イヤホンが赤く光ります。
接続
説明書は裏表で中国語と英語それぞれで説明されています。英語が苦手な人は接続や操作に苦労するかと思います。
接続
スティック部分を2秒タッチし続けていると電源オン、5秒触り続けているとモノ接続モードに変換、8秒で電源オフになります。
管理人のものは最初にモノ接続になってしまって、そこからステレオ接続にするまでに30分近く苦戦して時間を無駄にしてしまいました。もしかしたら購入者で同じ泥沼にはまる人もいるかもしれないので接続方法を記載しておきます。
モノ接続状態からステレオ接続状態にするためには、いったん両方のイヤホンの電源をオフにして、いったん接続機器のbluetoothも切っておきます。
その後、同時に左右のイヤホンの電源をオンにして待機すると、左側のランプのみ消灯して、右側のイヤホンのランプが赤と青に点滅を始めるので、そうしたら接続機器のbluetoothをオンにして「QCY-T3_R」をタップするとステレオで接続できました。モノ接続状態のときは「QCY-T3_L」も表示されますが、ステレオ接続の場合は親機であるRのみの接続となりますので注意しましょう。
操作
左右どちらかのイヤホンのスティック部分をダブルタップで曲の再生/一時停止ができます。
また、スティック部分をタッチしたまま上から下になぞると音量ダウン、下から上になぞると音量アップとなります。意外とここら辺の操作に対するレスポンスが良くて、誤動作なども少なかったです。
聴いてみる
接続機器はiPhone7でj-popを中心に聴いてみました。
量感のある低音が特徴のあるイヤホンかと感じました。
一見するとこのイヤホンはAirPodsのようなオープンエア型かと思われますが、実は先端部分にイヤーピースがついています。そういった形状のおかげか、音質もオープンエア型の抜けの良さとカナル型の密閉間から来る低音の量感がちょうどよいバランスで実現されています。
ボーカルや高域の繊細さなどはE8などの数万円するものよりかは劣ると感じますが、普通に聞く分には問題ないレベルかと思われます。
総評
デザイン | |
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高音 | |
中音 | |
低音 | |
フィット感 | |
遮音性 | |
接続性 | |
操作性 | |
満足度 |
個人的にはスティック型イヤホンが一つくらいほしいと思っていて、普通に普段使いにできそうなクオリティでしたのでかなり満足です。
デザインは、黒ということでAirPodsの白に抵抗がある人にもおすすめ。オープンエア型みたいな形状ながら、遮音性も完全なカナル型ほどではありませんがそこそこあります。
ただ、私の接続機器との相性が悪いだけかもしれませんが、家での使用でも1時間に1回くらいのペースで接続がなぜか途切れることがあるため、接続性は現状星3つとしています。人の多い場所での使用経験がないため、まだ暫定として、そういった場所で使用する機会があればまたこの記事に追記しようと思います。
総評としては、なにかメインはすでに持っていて、サブとして低価格でなにかTWSを探している人は候補にしてみてもいいかと思います。
とはいっても低価格TWSは候補が多すぎる・・・
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