一部でオカルトと言われているハイレゾ音源の効果について、放送大学教授の仁科エミ氏が回答したことで話題に。
一般に可聴域外とされる20kHz以上の音でも、中脳・間脳を刺激し、可聴音をより美しく快適にする効果を伴っているようだ。
仁科:図1の下のほうをご覧ください。ご存じのように耳は、外側から「外耳」、「中耳」、「内耳」に分けられます。外から耳に入ってきた音、つまり空気の振動は、外耳道を通って、中耳にある鼓膜を振動させます。鼓膜に生じた機械的振動は、それに接した耳小骨(三つの小さな骨によって構成されている)のテコの働きによって増幅され、内耳にある蝸牛(かぎゅう:カタツムリのような形をしているのでそう呼ばれます)の前庭窓という薄い膜を振動させます。するとその振動が蝸牛の中を満たしているリンパ液に伝わり、そのリンパ液に浸されている蝸牛の基底膜が揺さぶられます。このとき、高い周波数では蝸牛の入口のほうだけが振動し、低い周波数では奥のほうまで振動します。基底膜の上には、機械的な振動を電気信号に変換するトランスデューサーの役割を持つ有毛細胞が並んでいて、これが揺り動かされるとその振動の振幅に応じて電気信号(神経電位)を発します。
──耳の中で電気信号が発生するんですか!
仁科:そうなんです。有毛細胞は、言わばピアノの鍵盤のように、高い音に反応する細胞から低い音に反応する細胞まで、きれいに整列して並んでいます。つまり、音という振動を周波数成分ごとに分けて、それぞれの成分の強さを別々の神経細胞の活動の大きさで表現しているわけです。このように耳(末梢神経系)で空気振動から電気信号へと変換された情報は、蝸牛神経を通って脳(中枢神経系)へと入っていきます(図1の上のほうです)。
いくつもの神経核にリレーされることによって徐々に情報の統合と分散が行なわれ、音信号の持つさまざまな特徴が抽出されていきます。そして、側頭葉にある1次聴覚野で分析され、音として聞こえると考えられています。
──まるでオーディオ機器のコンポーネントが接続されているような感じですね。
仁科:はい。それぞれの器官の複雑なリレーの経路のどこに問題があっても、音の聞こえ方、広い意味での「聴力」に問題が生じてしまいます。それが重度になると「難聴」や「聴覚障害」になるわけです。ちなみに、健康診断などで行なわれる簡易な聴力検査では、ヘッドホンから提示する1,000Hzや4,000Hzのサイン波を、小さい音量から少しずつ大きくしていって、かろうじて聞こえた音の強さを「聴力」と呼んでいます。
──一般に人間の可聴範囲は20Hz~20kHzと言われますが、私は検査で17kHz以上を聞くことができませんでした。可聴範囲外の音を人間は知覚可能なのでしょうか?
仁科:まず、可聴範囲より低い周波数については、人間が単独で音として感じることのできる空気振動の周波数の下限は、20Hzと言われています。それよりも低い周波数を音として知覚することはできません。しかし、大型ダンプカーの走行音、電気湯沸わかし器の動作音、風車の風切り音などに含まれる聞こえない超低周波によって、強い不快感や健康被害が生じるという報告があります。
──確かに振動として認識することはできますからね。一方で高い音はどうですか?
仁科:人間の可聴域の上限はせいぜい20kHz(20,000Hz)、個人差・年齢差はあるものの大抵の人で15kHz程度であることが多くの研究によって確認されています。鼓膜の振動を増幅している耳小骨が機械的なフィルタとして作用して、20kHzを超える周波数成分が内耳に伝わるのを遮断しているため、聞こえる周波数の上限は20kHzを上回らないのです。
──ということは、楽曲に含まれる20kHzの周波数に意味がない、ということですか?
仁科:ところが、単独では聞こえない超高周波が可聴音と共存すると、脳の奥にあって人間の健康を維持する上で重要な働きをしている中脳・間脳(これらを総称して基幹脳と呼んでいます)や、快感・感動を司る中脳や前頭前野の局所脳血流が増大し、その活性を高めることを私たちの研究グループが発見しました。この基幹脳の活性化を反映して、快適感の指標とされる脳波α波の増大、アドレナリンやコルチゾールなどのストレス性ホルモンの減少、ナチュラルキラー細胞(NK細胞)活性など免疫活性の増強、可聴音をより美しく快適に感じる心理反応、音をより大きな音量で聞こうとする接近行動などが見いだされ、これらの効果を総称して「ハイパーソニック・エフェクト」と呼んでいます。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1083636.html
読解力なさすぎだろ
最後まで読めw というより、最後を読めw
プラネタリウムでも目に見えないレベルのくらい星も再現することで
天の川がよりリアルになるって話があったけど、似てるな。
マジか…
人間の感性って、馬鹿に出来んな
ブラインドで同じ楽曲をハイレゾとCDでテストするけど
素人でもかなりの確率で聞き分けてるぞ。
マニアとか素人とかは耳の良さとは関係ないみたいだ。
それ、ハイレゾとCDでマスタリングが違うからというオチがほとんど。
ハイレゾ音源をCD並みにダウンコンバートしたらほとんどの人は聴き分けられない。
説明が足りなかったけど
ハイレゾ音源のオリジナルと44.1にダウンコンバートした音源の比較ね。
聞き分けられるひと多いよ。
その場合、ダウンコンバートが下手なソフト使ってて折り返し歪みがうまく処理できてないっていうオチがほとんど。
それならダウンコンバートが上手なソフト使って
CD作ればそもそもハイレゾ要らないって話だよね
そうだよ。
音質の良し悪しは録音とマスタリングで99%決まる。
ただし、ハイレゾにもメリットはある。
高音質で音楽を聴くのにCDでは高額な再生機器が必要だったのが、ハイレゾでは比較的廉価な再生機器でもいけるようになる。
ハイレゾだと量子化ノイズとかを廉価に減らせる。
価格以上の価値があるかは人それぞれだけど
高音は聞こえなくても、低音部分と干渉して、低音部分に変化を起こすんだよ(まあ、うなりのことなんだが)
だから聞こえなくても音質に影響する
ほとんど影響ないかもしれないがww
そしてそれをカットしてしまうと、音全体で見ると不自然な波形になる
この不自然な音を聞くと、どんな奴でも情報量の不足を感じる
まだまだ科学的に解明されてない爺逸が多い
和音にすると20KHz以上の音の有無が歳を取ってても分かるんだよね
それが「うなり」っていう現象
単一周波数の波に対する反応だけ調査してもその結果に意味がある?
と言うかそれを持ってハイファイ音源に対する反応を語る事自体がおかしいくね?
楽器の音がきれいに聞こえるのはそのため。
2万ヘルツで切ってるCDは音悪い。規格が決められた当時は、記録時間とAD変換の処理時間
の関係からやむなくなんだろうけど。
実際
ワインなんかと同じである程度の値段までは価格と質は関連するよ
5000円のワインと10万円のワインの違いがわかる人はめったにいないけど
さすがに500円のワインと5000円のワインなら誰でも違いはわかるでしょ
しらねーよ
2980円のワイン飲んどけw
可聴帯を越える低周波は振動として、高周波は脳への影響として総合的に音として聴いてるので
オカルトだ云々は科学的に否定されますた
とうとう学者まで持ち出してきたか
この業界も大変だな
ちなみに、「Hi-Res」表示がされてる製品は20kHz以上の音が出るというお墨付きだけど、されてない商品は「測定してない」っていうだけで20kHz以上が出るとも出ないとも言ってない
これ豆な
中音域も細く緻密になることだよ
高域ばかりに目が行くが
ビット数の上昇やdsdでのより精細な情報は
誰でもわかるレベル
それなんだよなあ
flac音源最高ですわ
雨の日は音が明らかにこもって聴こえるもの。
どこかで配布されてたハイレゾの列車の発車する時の音声は生々しかったよ
引用元: ・http://egg.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1507208685/
なるほどなあ~(´・ω・`)ポカーン
コメント
>>206
これは、根本的な事を理解してないよね。
製品に記載されている再生周波数帯域は、ある周波数の出力に対して、マイナス〇dbの範囲内にある出力範囲っていう意味だから、実際に音が出ているか?という意味では、記載されている数値よりも広い範囲で出力されているのがふつう。
スピーカーなんかだと、
50~20000Hz/-3db(1kHz)
20~40000Hz/-10db(1kHz)
みたいに書かれている事があるけど、これは、
1kHZの出力を基準として-3dbの範囲で測定すると50~20000Hz
1kHZの出力を基準として-10dbの範囲で測定すると20~40000Hz
が出力されてますよ。
って意味になるので、本来の意味での出力限界ではない。
要は低音中音高音バランスの良い再生デバイスを用意すれば良いってことか。
ハイレゾ云々以前に、マキシマイザで盛りまくって歪んでる音源をこの世からなくしてくれ
そっちのほうが明らかに先。
ハイレゾ買っても歪みまくって聴けたもんじゃない。
マスタリングがローレゾ、ローテク。
日本(人)の傾向として『ドンシャリ=情報量が多い=高音質』と考える人が多いらしく、音源もイヤホン(ヘッドホン)もそれにあわせてカスタムされてたりするんだと。
音源(CDとか)でも媒体にあわせて限界寸前まで強調してるし、
海外メーカーのイヤホンとかでも『日本限定モデル』と称して低音を強調したりドンシャリに調整したりしていることがあるくらいです。
まあいつだってオーヲタの言ってることがデタラメだからな
幻聴で音ウンチク語るのはやめてよね
なんでここ来ちゃったの?
もっと大手サイトの方が構ってちゃんには向いとるよ?
低周波は音として聞こえなくても振動として知覚できる。
高周波は音として聞こえなかったら影響はほぼ無い。
少し前に流行ったモスキート音も、聞こえる人は強い不快感を生じるが聞こえない人は何も感じない。
高周波が聞こえなくても作用があるなら何かしらを感じなければならない。
ハイレゾの効果はビット拡大によるダイナミックレンジの拡大(もしくは1bit固定による時間軸の超細分化)による解像度の向上が大きい。
実際に40khzまで記録された音源はそうでないものと違いがあるし、わかる人もいるだろうけど、ヘッドホンのハイレゾ対応は意味ないだろ。
ハイレゾ対応ヘッドホンとかハイレゾ対応ケーブルとかのせいでイメージが悪くなる。
CiNiiでスーパーソニックエフェクトを検索して貰えばわかるけど、超高音域については仁科さん含めその周辺数名のお仲間がずっと前から同じ内容の論文を書き続けてる。言いたい意味はわかるよな。
ハイレゾ音源をスローで再生すると
普段は聞こえない超音波領域の振動もスローになって可聴範囲になるのだろうか。
可聴域の帯域と混在させる事で脳の血流が増えた例があるという事は前からわかってた事。
その上で20KHz以上の帯域にまつわる論点は、超高域の音が脳内で音として処理されているかどうかという部分だったはず。
参照元の記事はそこには触れておらず、(少し論点をずらして)情動が発生した事をアピールしてる。
自分は情動がラベリングされる説を支持しているので、この記事を読んだだけだと逆に超高域があると不快感を得る人がいるという例を紹介しないのはフェアじゃないとは思うけど、それ以外は取り立てて変な事をいっているようには思わない。
・超高域は音としては処理されていない。
・超高域は人によって快感・不快感を発生させるかもしれない。
記事を要約するとこのあたりになるけど、これじゃコーラを飲みながら音楽を聞くと幸せに感じる人がいるって程度のものでしかない。(もちろんコーラが苦手な人は不快になる)
何も新しい事は解明されていないわけで、いったい何が朗報なのかと。
ハイレゾからはずれた話になっちまうのですが・・・
パープルのライブ・イン・ジャパンを例に挙げると
40年前の高級機(今はとても安い)で組んだアナログプレーヤーのシステムの音と比べれば
現代にCDで発売されているリマスターだの何とかミックスだの散々聴いてみたんだけど
どれもこれもゴミクズ(キッパリ)
もう冒頭のリッチーのギターが入ってくるところを聴くだけでLPレコードの圧勝です。
まああれだ、テレビだとFullHDでドットを認識できないサイズの画面でも、4Kで見るとより良い画像に見えるだろ?それと同じこっちゃ。
着眼点を変えて「費用対効果」で考えとけばいいんじゃね?
ハイパーソニック・エフェクトなんて学会じゃ誰も見向きもしてないよ
商業臭すぎんだよ
うなりが聞こえるって
可聴周波数になってたら普通に録音しても記録されてるはずだろうに
この手の話題って大抵の場合聴き分けられるか出来ないかに行き着くんだけど
結局感じ取れるかどうかみたいな主観的なものだと思う
だからといってプラシーボに過ぎないと否定するわけではないんだけども
いくらハイレゾが脳や体に良いからといっても退屈でつまらない曲は聴いてて苦痛でしょ
本当に心から楽しかったり感動したりするような名曲だからこそ付随的にそうした効果も現れるんじゃないかと思うけどな
実際超高域だけを聴いても効果が無いというのはそれを証明してると言えるんじゃないか
つまり効果の影響については様々な音楽体験でどれだけ感動できるかという非常に主観的かつ個人差のあるものだということ
一応こっち側も…
メモリプレーヤーの“音質評価”は難しい!?
ttp://www.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0504/14/news003.html
そのハイレゾとやらを再生できる機器を持っている、持っていないがまずあるじゃないですか。
再生できるけど、機器のノイズ対策が杜撰なせいで意味がない場合もあると思うんですよ。
再生できるイヤフォン、ヘッドフォン持っていてもアンプにリミッターかかっていたら意味ないじゃん。
オカルト厨自身が何の知識も試したことも無いのに自分は何でもわかってると思い込んでるオカルト野郎だったってことか
最近の録音機材はハイレゾレベルのデータ量で録れるのが普通になって来てるよ。自分でもマイク持ち込んでピアノとかネイチャーサウンド録ってるけど、ハイレゾで録って編集までして、人に渡す為にダウンコンバートしてCDに焼いた16bitを聞くとオリジナルから明らかに情報が削がれた感じを受けるよ。
もはや音響機器で繊細な響き(情報量)を必要とするリバーブなんかでは24bit以下では役不足になってる。教会とか石の反射音の複雑でキレイな響きなどは、高ビットレートだとよく分かるね。
ハイレゾはサンプリングレートの微細化によって当然可聴域の情報量も増えるんだから、それが分かるだけの反応力を持つ機材を使えば分かる
機材も揃えずにハイレゾの意味はないって言うのは、720P解像度のスマホで8k解像度の動画を見て、8kの意味はないって言うようなもんだ
あるいは100均イヤホンではMP3の128kbpsと64kbpsの差が分からんようなもんか
効果があるかどうかが問題なんじゃ無くて聞き分けられるかどうかが問題なんだけど出来るの?
オーオタが大嫌いな二重盲検法で。
出来るわけねーじゃん。
スペック表見てせんずりこいてるだけだし。